8月の死亡者数が激増していた

 8月の人口動態速報が10月25日に公開された。

この統計で死亡数を見てびっくり。8月の死亡者数は13万5649人で、これは前年8月を1万7845人も上回っている。今年は2月3月に前年を大きく上回る死亡者が出た。その後落ち着いていたが、8月になって2月に匹敵するほどの増大になっている。率にして15％の死亡者増大である。

これまでの推移をグラフにしてみた。2月3月の増加に匹敵する死亡者増大がわかる。

下のグラフは月間死者数の推移と前年同月との差異である。このグラフを見ても、ことしになって以上が死亡者増大が続き、特に2月、3月、そして8月が異常な状態になっていることがわかる。

何が主要因なのかはわからない。2月3月では統計上「老衰」が増えているようだが。。。

コロナによる死亡が主要因かどうかを見るために、コロナ死者をプロットしたグラフを下に示す。2月3月、そして8月はたしかにコロナ死者が増えているが、超過死亡を説明できるレベルではない。

まさかとは思うが、ワクチンの接種回数のフラフを重ねてみた。2月3月は3回目ワクチンのピークであり、8月は4回目ワクチンのピークになっている。これは偶然の一致なのだろうか。

統計上、このような疑念が出ている以上、政府にはきちんとしたエビデンスを持って説明してほしい。このままでは「ワクチンが原因で超過死亡が激増している」と言われても不思議ではない。