第8波のピークアウトは少し遅くなって来週以降に

 一週間前に「コロナは12月7日頃にピークアウト」と報告したが、このところの陽性者数増で、ピークアウトの時期が一週間ほど後ろにずれそうだ。

まずは第6波以降の陽性者、重症者、死者の推移。いずれも増加傾向にはあるが、第6波や第7波と比べて、増加速度は非常に緩やかなものとなっているのがわかる。

第8波以降の陽性者数の推移と、それにフィッティングするように予想した曲線は下のグラフのようになった。このまま推移すると仮定すれば、ピークになるのは12月13日で、陽性者数（7日平均）は11万3000人程度になる。その後減少に転じ、年末には10万人を割り込む。

長期推移にこの予想を重ねて見ると下のようになる。本当にこのようになるのであれば、3年に及んだコロナ騒ぎも終焉を迎えるのではないだろうか。

世界全体を見ても、収まる方向にあると思える。