コロナはいよいよ収束か

2022/09/11

コロナウイルス 統計

 コロナ騒ぎがようやく収束の兆しを見せてきた。


8月上旬に収まるかに見えたコロナだが、お盆過ぎにまた増加に転じて、フタコブラクダになっていた。そのフタコブ目も収まりつつあるように見える。



これまでの陽性者数と死者数の推移は下のグラフのようになっている。



第6波までは陽性者数のピークが直線に乗っていた。つまり代を経るごとに陽性者数が指数関数的に増えていた。幸いにして第7波は前例を踏襲せずに済みそうだ。


ちなみに海外の状況は次のようになっている。日本と韓国がトップを維持しているが、傾向として収まりつつあることがわかる。他の国はもう完全に終わったという状況で、全ての規制を撤廃しているところが多い。



さて国内に戻り、ワクチンの効果を見るために、陽性者数とワクチン接種数を一つのグラフにプロットしてみた。



このグラフからは「ワクチンを打ったから陽性者数が収まった」ということは読み取れそうにない。第6波、第7波に関してはワクチン接種から2-3週間遅れで陽性者が増えているようにも見える。


ワクチンに関しては厚生労働省のアドバイザリーボード資料最新版(9/7)を見てみる。これまでと傾向はかわらない。50代を除いて未接種者の陽性率が2回接種を下回っている。



長期トレンドを見るためにこれまで発表された全データをまとめてみた。上のグラフがワクチン接種歴別にみた新規陽性者の推移、下のグラフが同じくワクチン接種歴別の10万人あたりの数字である。




このままコロナ騒ぎが収束して、日常が戻ることを期待したい。