コロナの陽性者数が増加に転じた。いよいよ第8波の始まりと思われる。
今後第8波はいつ頃、どの程度のピークを迎えるのかについて、これまでのトレンドから推定してみた。
下図は第7波の陽性者数推移と、正規分布で近似したフィッティングカーブである。一週間ほど前の10月11日あたりをボトムに、陽性者が増加に転じ、フィッティングカーブから外れ始めたことがわかる。第8波の始まりである。
ここで他の国の様子を見る。下図は今年に入ってからの主要国の陽性者数(百万人あたり)の推移である。ドイツ、フランス、イタリアが一ヶ月ほど前から増加に転じている。
よりわかりやすくするため、ドイツ、フランス、イタリアの陽性者数をずらせて日本とくらべてみると、34日くらいのずれで、おなじようなカーブになっていることがわかる。
これから第8波が始まるのは間違いなさそうである。それならどれくらいの規模になるのだろうか。
第1波から第7波までのピークと年月日をグラフにすると下のようになる。かなり規則正しい推移をしているのがわかる。これまでの傾向から推定すると第8波のピークは年末の12月16日頃、ピーク陽性者数は67万人弱と予想できる。
上記予想にもとづいてグラフにすると下図のようになる。
日本ではこのようにピークが等比級数で大きくなっているが、他の国では第7波のピークは第6波のピークを下回っている。日本も第8波のピークが第7波を下回ることを期待したい。
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