道法スタイルにチャレンジ

2022/01/29

園芸 道法スタイル 野菜

年末にこんな本を買った。

なんでも野菜を垂直に立てた支柱に縛り付けるだけで、無肥料・無農薬にも関わらず、病気にもかからず美味しい野菜がたくさん収穫できるのだとか。

栽培のポイントは

  1. 砂利だらけで肥料分のない土に植える
  2. 野菜の横に支柱を垂直に立て、野菜を支柱に縛り付ける

これだけ。ほんと? 道法さんによると、これは植物ホルモンの働きによる。

  • 成長点つまり新芽の部分で「オーキシン」というホルモンが作られ、重力に従って下に移動し、根の先端まで届く。オーキシンは根や実の成長を促進する。トマトやナスなどの実が大きくなるのも、このホルモンによる。
  • 「起立!」という感じで縛り付けることで、すべての枝がまっすぐになり、オーキシンが効率よく下に移動する。
  • 根の先端からは「サイトカイニン」という若返りのホルモンが生成され、こちらは逆に導管を伝って上に移動する。細胞分裂を促し、花を増やしたり、傷口を癒合させる働きがある。
  • また細根からは病虫害を抑える「エチレン」や成長を促す「ジベレリン」などのホルモンも生成され、上に向かう。
  • 土の中に砂利がいっぱいあることで、細根が発達し、これらのホルモンが多く生成される。

なるほど!これはやってみるしかないでしょう。

とはいっても悲しいかな、モーレアの庭は猫の額、畑などを作る場所はない。

それならプランターでやってみよう。ということで大型の不織布鉢を買ってきて植えてみた。とりあえずは冬に植えられるエンドウ(キヌサヤ、スナップエンドウ)とそら豆でチャレンジ。これがうまくいったら、5月にはトマトとピーマンを植えたい。

1月10日に苗を購入して植え込み、今日で19日。寒いので成長は緩やかだが、順調に育っている。

それとこちらは垂直栽培ではないのだが、アスパラの根株を植え込んだ。それでは土しか見えず寂しいので、一緒にノースポールとバコバを植えている。春になったら花の間からニョキニョキっとアスパラが出てくるはず!ベーコン巻きにして食べよう!

いやー、春になるのが楽しみ。

ついでにこちらは年末に植えたイタリアンパセリと普通のパセリ。時々葉を摘んで料理の彩りに使っている。