オミクロンはすでにピークアウトしている?

2022/02/11

コロナウイルス

 保育園、小学校、中学校などいたるところで学級閉鎖が相次ぎ、身近な人に陽性者が出るなど、オミクロンの爆発が止まらない。

とはいっても拡大のペースは減少しており、実効再生産数は1に近づいている。オミクロンが先行した沖縄、広島、山口などは一足先にピークアウト。

この状況が大きく変わらない限り、オミクロンは2月7日にピークアウトしていると考えられる。「オミクロンよ、おまえは既に死んでいる!」って叫びたい!

陽性者数の7日間平均を見ると、2月7日と前後3日間の7日(2/4-2/10)での陽性者数平均は91820人で、これまでの最多になった。しかし、これがピークになって、今後徐々にではあるが減少してくのではないか、というのが少し期待を込めた私の予想である。


※明日の陽性者数次第でいきなり予想が外れる可能性も。。そのときはゴメン。

陽性者数が減少するとしても、気になるのが死者数の動き。これまでのデータを見ると重症者数や死者数は陽性者数から16日ほど遅れて追随している。つまりたとえ2月7日が陽性者のピークだったとしても、死者のピークは2/23頃になり、まだ増え続ける。

死亡率は0.22%程度なので、ピークでの死者数は200人程度になる可能性がある。


このグラフは死者数と16日前の陽性者数との相関を見たもの。緑が第5波、赤が今の第6波で、青は第4波以前である。オミクロンは重症化しないと言われているが、グラフを見る限りデルタとそれほど違わない。

寒さもコロナも彼岸まで、となってほしいものだ。