参議院選挙をきっかけに、国民の代理人として誰を、あるいはどの党を選択するべきか、いろいろと考えている。その一環として、平成から今までを振り返ってみた。
平成という時代は、世界からみても激動の時代だった。平成元年6月4日:天安門事件、11月10日:ベルリンの壁崩壊、そしてこの年の4月には消費税が導入されている。
その後、湾岸戦争、ソ連崩壊、EU設立、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、アメリカ同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災、熊本地震など、世界や日本を揺るがす出来事が多発している。そしてその間に、3%でスタートした消費税は10%に。。。
平成元年からの年表
この30年の間に日本はどうなったか。
平成に先立つ1980年代はジャパンアズナンバーワンとよばれ、日本が世界で輝いていた時代だった。
1990年の日本の平均賃金は3万3678ドルで、OECDで12位、アメリカは4万6974ドルであったが、日本の伸びはすばらしく、この勢いではアメリカに追いつき、追い越すのは時間の問題と思われた。ちなみに韓国は21位の2万1829ドルであった。
それが30年後の2020年にどうなったか。日本の賃金はほとんど伸びず、3万8514ドル。これに対してアメリカは日本の1.8倍の6万9391ドルにまで伸びている。そして韓国も大きく伸びて、4万1960ドルと日本を追い越してしまった。
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