お正月明けに再燃かと思われたコロナだが、今のところ陽性者数が激減している。(下のグラフ)
重症者や死者はそれほど減少していないので、単に検査を受ける人が減少しただけなのかもしれないので、まだぬか喜びせず、しばらく様子見である。
ここからは余談になるのだが、陽性者数とワクチン接種回数を一つのグラフにしてみた。これまでは何回目の接種かで別々のカーブにしていたが、今回は何回目かにかかわらず、全体の接種数をプロットしている。
陽性者数とワクチン接種数のカーブの形がそっくり。これは何を意味しているのか考えてみた。
可能性1:ただの偶然
さすがにこのカーブの形の一致を偶然で片付けるのは難しい。
可能性2:両方に共通する要因がある
たとえば、検査を受ける人は、ワクチンを接種する傾向にあり、逆にワクチンを接種する人は、検査も受ける、というようなことで、これは十分ありうる。休み期間中の落ち込みなどはこの可能性がありそうだ。
可能性3:陽性者が増えることが原因となってワクチン接種が増える
これも可能性はありそうだ。陽性者が増えたとのマスコミ報道を見て、ワクチンを接種する人が増えるということである。陽性者数が減少に転じるのに遅れてワクチン接種回数が減少しているのは、まさにこのような因果関係ではないか。
可能性4:ワクチン接種により陽性になりやすい
これは考えたくないが、ワクチンを接種すると陽性になりやすくなる可能性である。ワクチン接種の増加が陽性者数の増加に先立っている部分については、この可能性を排除できない。
ということで、いろいろな要因が複雑に絡み合っていそうだが、ワクチン接種率が世界一の日本が、世界一の感染になっていることから、上の可能性4を考える必要がありそうだ。
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