コロナの不確定性が大きくなっている

2022/12/11

毎週末のコロナ定例報告。


先週の12月4日(日)には、「ピークになるのは12月13日で、陽性者数(7日平均)は11万3000人程度になる」と予想した。その予想そのものは大きく変わっていないのだが、データの振れ幅が大きくなっており、不確定性が大きくなっている状況である。


まずは、陽性者数と重症者、死亡者の推移。先週からの大きな変化はない。



そして、陽性者数の推移とフィッティングカーブは下図のようになった。カーブのピークは12月14日で、ピーク値はおよそ11万5000人。でも、ここ数日の陽性者がカーブを大きく上回っているのが気にかかる。今後減少方向に行けばよいのだが、このまま増えるとなると、フィッティングカーブは大きく変わってしまう。今後一週間の状況次第である。


長期的には次のような推移になる。これまでの波に較べて増加が緩やかであることは変わらない。



世界の状況は下のようになっている。日本と韓国についで、フランスとアメリカが増加傾向を示しているが、それほど心配する状況ではなさそうだ。