先週、久しぶりにオーディオの電源を入れて音楽を楽しもうとしたら、なぜか左のスピーカーから音が出ない。
いろいろ触っているうちに音が出だした。これで安心と思ったが、次の日になるとやはり左の音がでなくなっている。そしてこれも一時間ほどそのままにしていると、また音が出だす。なんだか不安定だ。
どうもアンプの中の出力リレーが怪しいと、中を開けてみたがどうにも手がつけられそうにない。そのアンプがこちら、YAMAHAのAVアンプ。ずいぶん前にヤフオクで買って使ってきたけど、そろそろ寿命かな。
ということで、安くて音がいいという評判のデジタルアンプをポチってみた。大きさが全く違う。そして軽い。YAMAHA DSP-3090の重さは23kg、これに対して下のデジタルアンプは685g。なんと三十数分の一。ACアダプターの方が大きいくらいだ。
下の写真はPCからのハイレゾ音源を鳴らしているところ。192kHzで再生していることがわかる。なかなかいい音である。
とりあえず音が出ることが確認できたので、今日は、オーディオラックからAVアンプを引っ張りだして、配置換えを行った。全体象がこちら。大きなアンプがなくなったのでラックの中に全部収まってスッキリした。
スピーカーはHARBETH HL COMPACT。その下、オーディオラックの両脇にあるのが、サブウーファ用スピーカーである。
ラックの中であるが、上の段の真ん中が今回導入したデジタルアンプ。あまりに小さくて軽いので、動き回らないよう、上に鉛のおもりを置いている。
その左側に2つ並んでいるのは、RaspberryPiを使ったネットワーク・オーディオプレーヤー。NASの中の音楽データを取り込んで再生する。このAUX出力をデジタルアンプに接続している。
そして上段右は、NASとNAS用の2TBディスク。これまたRaspberryPi nanoを使って組み立てたものである。
それから下の段、左がサブウーファ用のアンプ。本来キャビネットに組み込んで使うものだが、そのまま裸で使っている。
さて音楽再生であるが、メインは上のNASに入れたデータをRaspberryPiネットワーク・オーディオプレーヤーを使っている。再生ソフトはCantata(下図)。パソコンからでも、タブレットからでも操作できる。
またデジタルアンプにはUSB、光デジタル、同軸のデジタル入力があるので、パソコンからUSBを経由しての再生もできるようにした。
再生ソフトはfoobar2000。しばらく使っていなかったけど、今回のシステム再構築で復活した。こちらの音もびっくりするくらいいい。
アマゾンミュージックもパソコンから再生できるが、こちらは音質が今ひとつ。最新の曲を聞くときに使うことにする。
今回はメインアンプの不調をきっかけに安価なフルデジタルアンプを試すことになったが、予想以上に元気で良い音でびっくり。重量級アンプに引けをとらない。
課題はレコードの再生。今回のアンプにはフォノ入力がない。フォノアンプを買ってもいいのだが、それだとAUX入力が足りなくなるので、切替器も必要になる。まあこれまでもほとんど聞かなかったので、しばらくはプレーヤーもお蔵入りにする。
この軽薄短小システムで年末年始の音楽を楽しもうと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿