2月の人口動態統計速報が先週発表された。この中の「死者数」は138,474人で、昨年同月より19,490人(16.4%)も多くなっている。
※4/27に投稿した記事はコロナ死者数に間違いがあったため、5/1に修正した。その結果、結論も「コロナの影響は少ない」と真逆になった。
コロナによる死者として発表されている人数の2月合計は4,841人なので、増加分の25%が「コロナ」ということになる。
人口動態統計速報の死者数をグラフにすると以下のようになる。毎年1月がピークとなり、6月がボトムとなる、お椀のような曲線になるのだが、令和3年度は令和2年度に比べて夏の減り方が少なくなっている。
この要因がコロナかどうかを見るために、死者数から「コロナによる死者数」を分離してグラフにした。
昨年の1月くらいから徐々に「コロナ死者」が増えはじめているが、2021年全体でのコロナ死者は14,926人であり、全体の死者数1,452,289人の10%強であることから、コロナの占める割合は低く、死者数増加への影響は少ないと言える。
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