死亡者の数を見てビックリ。12月一ヶ月での死者数は15万8387人。これは2021年12月の死者数を2万4361人も上回る。
日本は高齢化が進んでいるので、前年よりも死者数が上回るのは普通である。でも増えるといってもせいぜい前年より数千人程度。2万4000人も増えるのは異常である。2022年になって、このような異常とも言える死者数増加が起こっている。
過去6年間の月間死者数と月間出生数のグラフを下に示す。2月と3月、それから8月以降で死者が顕著に増加していることがわかる。
一方で出生者数は減り続けている。
下のグラフは、死亡者と出生について12ヶ月の合計をプロットしたものである。12ヶ月の合計なので、東日本大震災のように一時的にたくさんの方が亡くなられた場合、その影響は1ヶ月ほど残る。
下のグラフを見ると東日本大震災で死者が一時的に増加、コロナ発生後は、逆に死者数が減少、その後1年ほど経って、今度は急激な増加になっている。この増加は加速しつつ、現在に至っている。
一方出生者数は特に大きな凸凹もなく、直線的に減り続けている。
この結果として、日本の総人口は減少の一途である。特にコロナ以降は、減少の勢いが加速していることがわかる。
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