コロナについての投稿は久しぶり。今のところ順調に収束に向かっているようだ。
このまま収束することを願って、これまでを振り返ってみる。
現在の状況
7月からの陽性者数の動向は以下の通り。8月初旬をピークに減少の兆しを見せていたが、お盆休み明けに再び増加しはじめて、フタコブラクダ の様相を見せていた。そのフタコブ目も順調に減少している。フィッティングは正規分布カーブで行っているが、この曲線にフィッティングしているということは、いまのところ再上昇の兆しはないと言うことである。
以上が最近の状況であるが、これまでの全体を振り返ってみると下のようになる。第一波から第七波まで、変動を繰り返すたびにピークが大きくなっている。対数グラフでピークが直線状に乗っており、第一波のピークは500人程度であったが、第六波のピークは86700人と、1703倍になった。このままでは第七波のピークが数十万人になるかと心配したが、幸い22万人程度で収まってくれた。
また死亡率は第六波になって大きく低下し、第七波でさらに低下、現時点での死亡率は0.13%である。
ワクチン接種との相関
第四波になってワクチン接種の準備が整い、成人のおよそ80%が二回の接種を受けた。その結果、陽性者数が減少するかに見えたが、ワクチン接種が行き渡るのを待っていたかのように、第五波が拡がった。
第五波がピークをつけると、これまでと違って感染者数が減り続け、2021年11月末には100人を切るまでになった。誰もが、これでコロナは完全に収束したと思ったのだが。。。
なぜかこの時期になって、ブースター接種との名の下に、3回目のワクチン接種が進められた。そしてしばらくして、収まっていたかに見えたコロナ陽性者数が再び増加に転じる。
第六波である。この時点でウイルスは「オミクロン」になり、これまでと感染経路が大きく変わり、感染力を高めている。
第六波はピークをつけた後も減少ペースが鈍かった。これを抑えようとして始まったのが、4回目の接種である。そして皮肉なことに、接種が進むのに合わせたように、陽性者数が増加に転じ、第7波が始まる。
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